› カラスときこり › 2008年12月

グンブロ広告

ビジネスライセンス料  3,000円/月

飲食関連事業用 ライセンス 毎日1セット広告  1,600円/月

お問い合わせは、 info@gunmawen.net

本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。  

Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2008年12月28日

窯主の屋敷を掃除した



5年前から度々お世話になっている窯主の借りている古いお屋敷。
いまは主不在です。大掃除は無理でも中掃除位しておこうとゴミ捨てと
玄関廻りと台所を片付けた。ざっとですが。
昨日、半日くらいで済まそうと思っていたけど、結局一日かけてしまう。



ゴミ、軽トラ一台強というところか。嘆息。
いっしょにやってくれたみっちゃんおつかれさまでした。
さっぱりしました。
大家のおばさんにたまたま行き会ったら庭木の伐採を頼まれた。
「いやあ、また来年です」。

ここにはウグイスや小鳥たちが好むボサの荒れ庭がある。
きょうは、掃除で塵芥といっしょに掃きだされる虫や食べ物を狙っていた
のだろうか、一羽のジョウビタキが現れてずっと玄関前を行ったり来たり
しながらこちらを伺っていた。
  


Posted by waka at 15:53Comments(0)陶芸窯

2008年12月20日

『ソロモンの指輪』

コンラートローレンツの『ソロモンの指輪』
を読んだ。動物行動学の古典的作品。カラスについてかなり詳し
い記述があると、数寄和大津スタッフのMさんに聞かされて、読み
始めた。
カラスは主にコクマルガラスで、この報告は(もちろん!)非常
に興味深くて何度も読み返してしまった。ハイイロガンについて
の章も心に残る。
鳴き声を自分でも真似てみたりしながら、また自分の乏しい経験を
振り返りながら、しかし想像しにくい、わからない部分もあり、そして
ときに図鑑やネットで調べ始めたり、当然屋外の本物の鳥たちを探
しに出かける必要にも迫られたりもしてしまうので、意外に読み進む
のに時間がかかった。
いや正確には、まだ読み終わっていないと言うべきだ。単に訳者あ
とがきまでを一巡したというだけ。
しばらくは傍らから離せない一冊になってしまいそうだ。
(まだ読んでないけどいま手元には『人イヌにあう』がある。これも
すごくおもしろそう)


「初烏」(現在西荻の数寄和で展示中)

「旧約聖書の述べるところにしたがえば、ソロモン王はけものや
鳥や魚や地を這うものどもと語らったという。そんなことは私に
だってできる。ただ、この古代の王様のように、ありとあらゆる
動物と語るわけには行かないだけだ。その点では私はとてもソロ
モンにはかなわない。けれど私は、自分のよく知っている動物と
なら、魔法の指輪などなくても話しができる。この点では、私の
ほうがソロモンより一枚うわてである。ソロモンは指輪なしでは
彼にもっとも親しい動物のことばですら理解できなかったのだか
ら。(云々)」
と、はじまる中ほどの一章ではこの「動物の言葉」について語られ
ている。
この章の最後にもロアと名付けられたワタリガラスの感動的な一節
がある。まったく!憧れる。  


Posted by waka at 12:10Comments(0)本を読む

2008年12月20日

「新春を飾る」展

以下、数寄和ホームページより抜粋
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「牛」

12/20 - 1/10 (12/28 - 1/4冬季休廊)両会場同時開催 

数寄和 東京展
「新春を飾る小品展 関田比佐子・若山卓」
11:00 - 19:00 日曜・祝日休廊
http://www.sukiwa.net/

■ 関田比佐子・若山卓による小品展を開催中です。

今回関田先生には版画作品を制作頂きました。
おひなさまやおもちゃ、ミニチュアのビンなど小さくかわいいものたちの色鮮やかな作品です。

若山先生は牛を中心に動物の作品を制作頂きました。
迫力ある牛や、動物のふとした愛嬌ある一瞬を切り取ったような作品が揃いました。

12/28 - 1/4の冬季休廊挟みまして、
新春1/10まで開催しております。
ぜひご高覧下さい。


数寄和 大津展
「新春を飾る 亀井武彦・関田比佐子・若山卓」
12:00 - 17:00 火曜休廊
http://www.sukiwa.net/otsu/index.html


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

DMは無い。
ほとんどの作品が葉書サイズで販売価格設定も驚くほど安価に抑えられて
おり、昨日は東京会場で関田さんの版画作品を見て悩ましい気持ちに。
岩戸開きの絵が欲しい・・・。


「雀」(部分)

全て葉書サイズの小品。
作品は東京会場と大津会場に振り分けられている。
大津の牛の絵は墨、淡彩、の牛たち。二点の雀たち。
東京は箔や描き込みにちょっと厚みのある牛たちや山口薫の模写の牛、
猫、雀、山茶花とメジロ、ペンギン、カラス。

以下は額装時のトリミング前の画像で、やや緊張感に欠けるけど、
これはこれでゆったりしていいなあと思う。


「雀」


庭の山茶花が盛りでメジロが来る。和室の南側にあり日陰になる
ので強く剪定しようかと思っているのだけど、こういう風景を見てい
るとついつい手を下せなくなる。


初ペンギン。油絵作家たかはしびわ氏へのオマージュ。



「初烏」

飛ぶといふこと美しき初鴉 倉田紘文


「黒い猫」



小品も楽しいけど、また大作を描きたい。  


Posted by waka at 05:29Comments(0)美術