› カラスときこり › 2009年01月

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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2009年01月30日

33歳

ゆったりした夜。
明日明後日は雨が確実という天気予報できこりは休みだし、
前からたのしみな予定もあった。
仙台から高校時代の親友が明日帰郷するのだ。およそ11年ぶりの再
会。長く音信不通だったので、ほんとうに久しぶり。


安全ベルトとヘルメット。ヘルメット内側にはヤタガラスのお守り。

今日は熊谷。空師。
伐採と枝下ろし。ケヤキ。
昨日は寄居。ムク、じだんぼう、スギ。
その前は吹上でケヤキ。
くたくたに疲れて眠い。少し頭が痛い。今日樹上で痛めたすねが
少し腫れた。
昨日はしなるハシゴを見て改めてダイエットを決意。

今日で33歳になるのだそうだ。両親や僕を生かしてくれる周りの
みんなに感謝する日。するべき日。僕を生かしてくれるのは、他
人ばかりではない。他ならぬ自分にも感謝(これ仙人の教え)。
誕生日のお祝いのメッセージがとてもうれしいな。
みんなの顔を思い浮かべながら返事を書く誕生日の夜でした。

久々の雨が来るそうだ。ありがとう。。  


Posted by waka at 00:54Comments(3)日記

2009年01月20日

1月17日山の神


もも(狼とは程遠いけど・・・)

1月17日山の神。
ひさびさにべろんべろんに酔っぱらった。

17日の山の神のことを、知る範囲で記しておきたい。

先日シネマテーク高崎で「オオカミの護符」というドキュメンタリー映画を見た。
こうした記録映画とはどうしてこうも眠くなってしまうのかと、その演出や編集が歯がゆかった。
映画は多摩の古い農家の壁に貼られた御嶽神社の護符の由来をたどり、今も残る御嶽講の様子を記録して行く。
たとえ意味を失い形骸化しても、とにかくそこに未だ伝承されている信仰の姿を見せつけられる感銘は深いものがあった。

信仰の中でのオオカミの存在は、辻まことの著作に御嶽神社の狼信仰に触れた不思議な話「山の声」があり、以前から興味があった。
[青梅から奥多摩を過ぎ、その最奥部、大菩薩峠近くのガレ場で著者は仏像の手と思われる木片を拾う。その手に狼の姿を見る少女の話。出典は『山の声』または『あてのない絵はがき』(小学館ライブ ラリー)]
また、モンゴルでは狩猟民である自らの先祖としてオオカミを崇める信仰がある。
さらには、野生から離れ人類の「仲間」となった種族ともいえるイヌの祖先とのつながりは?
さらにやはり森に住まうご眷属でありながら全く違う雰囲気を持つキツネやカラスと信仰との関わりはどうか?


御嶽神社と「山の神」との関係はわからない。どちらもご眷属として狼を据える場合があるようなので、ここまで話題とした。

千秋窯のある神泉辺りでは、狼信仰の話は、積極的に質問したことも無いが、これまで全く聞かれない。
狼をご眷属とする御嶽信仰は、古い民家に御札を見ることはできるし、窯のある横隈山山頂の山の神たちの中には「御嶽大権現」の名が見られる。
そして一山越えた秩父側では御嶽信仰(山の神信仰そのものも)が非常に強くなると聞く。
映画では皆野町や両神村に残る御嶽講も紹介されていたが、その隣町の横瀬の人の著書(出典は忘れた、秩父の峠道についてのルポタージュだった)で、山の神の日(横瀬では 1月17日と8月17日)に山に入ってはいけない理由の一説として、「この日は山の神のご眷属である狼が交尾をする日であり、それを見てはいけないから」とあったように記憶している。
さらに一説によれば、「この日は山の神さまが山に生えている木の本数を数える日であり、この日山に入った人は木と一緒に数えられてしまい、そのまま山の中で木になってしまうから」という。
なんだかギリシア神話を思わせる。

そして神泉では山の神さまの日は1月17日。
この日付けについては、毎月17日というのがもともとだったのであろうか、同じ神流川源流の上野村では毎月だと聞いた。

ちなみにこの地域、西上州から秩父にかけて(ただしこれは例外があり、はっきりとしない)では山の神は17日だが、山の神を「十二様」と呼ぶ地域、利根川東岸から中毛北毛(同じくはっきりせず)では12日と聞いたことがある。
ひとくちに「山の神」といっても地域性がありいろいろと違っているようだ。
十二様は田んぼに祭られることが多いようなので、稲作文化と深いかかわりがあるかもしれない。

西日本や東北など他の地域ではそれぞれどうなのだろうか。
ネットをざっと見た限り十二様と呼ぶ場合は多いようだが、ここ神泉では十二様という、言葉そのものを聞くことができなかった(いまのところ)。
また12や17という数字の意味も確かなことは知りえない。
法久はどうであろうか?
十二様にもご眷属はいるのか?

神泉では17日は森林組合はもちろん山関係の仕事の人はすべてお休みする。
「この日山に入ると必ず事故や悪いことが起きるから入ってはいけない」とか「木を切ってはいけない日」とだけ言われ、その理由を聞いても、いまのところ知る人に会っていない。

この日森林組合ではみんなで神社でお払いを受けた後、新年会を兼ねた飲み会でお“清め”をする。
ぼくは今年“清め”すぎて最後には記憶を失い次の日は一日泥のように過ごした。
後から、その最後の状況(とてもここには書けない!)を人から聞きかじり、苦笑するのみ。はあどおしょもねえやぃ。  


Posted by waka at 19:53Comments(0)きこり

2009年01月04日

山の神初詣

  

陶芸窯のある横隈山(よこがいさん)頂上には三人の山の神さまがおわす。
昨日は恒例のくるみ小屋の初詣だった。
森林ボランティアのおじさんたちを中心に約20人で一時間ほどの登山。
年越しは飲み過ぎと扁桃腺の体調不良で今年は自宅謹慎だったので、今年
山は初めてだった。今の季節の山が一番好きだ。厳しく冷たい空気が心地よ
い。
一年の山仕事の安全と窯焚きの成功を祈り、おいしいお神酒をいただいた。  


Posted by waka at 07:59Comments(4)日記