› カラスときこり › 2011年01月

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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年01月17日

兎の絵


兎の絵
馬の会の仲間、金子さんちの「うさちゃん」を描いた。

昨年末この以前から気になっていた美人の兎を描く機会を得た。
この動物の姿態は輪郭がややぼやけている。これは馬にも感じたことだが、彼ら被捕食者たちは生き延びるために必要に迫られてそのような姿になってきたのではないか、というのは、物事を捉えるときいつも視覚偏重になりがちな、私の持論。
彼らはじっと焦点を絞りこんで狙いを定めるような狩人の目に見つめられることを最も恐れている。彼らを描くときの私のそのような眼差しは本当に正確なその動物の印象を捉えることが出来ずに、いつもスッと逃げられてしまう。彼らを見つめるときに使う眼差しはソフトアイでなければならない。視界の端に映った残像を大切にその線の積み重ねによって、ゆっくりと対象を捉えこんでいく感覚である。

彼らは決して私たちを信用しない。私たちには肉食獣の匂い(私たち自身は忘れている)が染み付いているから。



神流馬の会(かんなうまのかい)
http://kanna.info/uma/
ブログ
http://umablog.kanna.info/
  


Posted by waka at 22:05Comments(1)美術

2011年01月17日

俳句ににん創刊10周年

長い長い空白。半年ぶりくらいですが、忙しく濃い半年で二、三年も経ったのではないかと思われるほど。
久しぶりのブログ更新です。


ににん表紙写真 ※画像はににんホームページより

ににんは俳句雑誌です。
時は世紀末1999年にフランスの旅先ではがきに描いたスケッチをそのまま創刊号の表紙絵(ににんホームページにも使われている尖塔のある町並みの絵)として使用してくださり、そのご縁から今回再び10周年記念号の表紙にまた別のスケッチを採用してくださった。

15日三鷹市での丸太工作ワークショップ講師の流れで、翌16日高田馬場でのににん10周年記念祝賀会に参加した。
ににんの執筆者や、出版関係者のなかで、きこりの自分が場違いな気がして緊張したが、真昼間から飲む酒の回りは早く、和やかな雰囲気に浸った。
昨年数寄和の展覧会で偶然知り合ったににん同人で詩人の田中庸介さん、そして美術予備校時代からの私のヒーロー正津勉さんとも再会。俳句や詩とのつながりの全てのきっかけを作ってくださったとも言える、予備校時代に強い影響を受けた国語講師小笠原さんの名前も久しぶりに聞き、懐かしさに感動した。
俳句や詩の朗読もすごくよかった。
お隣の席だった俳人夏石さんの話しや人間が面白くて二次会でも夏石さんと田中さんの会話に耳を傾けた。
正津さん主催の蛮愚句会にまた誘われた。次回は2月5日、お題は「豆」。


今日17日は山の神。山仕事をしてはいけない日(2009年1月の日記に詳しい)。森林組合のみんなで神社でお祓いを受け、昼間から酒を飲んだ。昼間の酒は夜には醒めて、ここしばらくのことを振り返っている。

ともあれ。
ににん10周年おめでとうございます。

  


Posted by waka at 21:53Comments(0)全般