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2008年09月19日

馬の会に復帰

馬の会にも復帰。
離れていたここ数ヶ月間に、会にもいろんな変化があって、戻
れるか不安だったけど、温かいメンバーたちに会い全く不安は
消えていた。

増えた体重を馬に詫びながら乗せてもらった。道産子のミノ。
会メンバーや居合わせたN獣医師にアドバイスをもらいながら
感覚をつかむ。最高に心地よい気分。
(よしよしいい子だいい子だ、こんど描いてやるからな)
馬の会に復帰
写真はこの春のミフ。ミノや最近のほかの馬達の写真も無い!
ほんとにご無沙汰してしまった。

連日の遠方への出張伐採も区切りがつき、雨天でもあって平日
休みの一日小旅行。
ずっと再訪したかった信州の無言館への「お参り」。
絵が大好きで、描き続けたかったけど、戦争に行き、帰れなかっ
た画学生や若い絵描きの作品を展示する美術館。
大学時代から、何度も足を運んでいるけれど、今回は、6年ぶり
にもなるだろうか。
初めて訪れた時は彼らと同年くらいに感じていたけれど、今回気
づいたら、大概追い越していた。みんな若かった。
もう何度も観て、親しみさえ覚えはじめている絵たち。その残され
た彼らの筆致を肌に感じながら、今好きな絵を思う存分描ける自
分の身を思い、「がんばろ」と静かに思うのだ。


すぐ近くにも別所温泉という名湯があるのだが、そこへは寄らず、
もうひとつ、ずっと再訪したかった長野原町の川原湯温泉までロ
ングドライブした。
この温泉街は、数年後八ッ場(やんば)ダムに沈む予定。
草津の上がり湯としても有名で、歴史も古い、ここのお湯は豊富
で、新鮮で、優しくて大好きだ。
いまどきこんな巨大ダムなんて、ひどく馬鹿げた、もったいない話
しでなんとかならないかと、すぐに思うけど、この計画には長い経
緯があって、ダム反対!と簡単に言えない根深い問題がある。
そこには日本の行政のいかにも非人間的な巧妙な怖ろしい仕組
みが、どういう風に住民や地域や国土をぼろぼろに虐げてきたか
という、典型がある。
ここに必要なのは反対運動ではなく、「癒し」だと言う人もいる。

今日も付け替え道路の巨大な橋梁や大規模な代替地の工事が
どんどん進んでいる。

何が出来るのかわからないけれど、自分の関わる社会なのだか
ら、少なくとも知っておいたほうが良いことだと思う。
自分のためにも、一緒に考えなければいけないと思う。
100年後、後悔しないために。

しかしとにかく、いいお湯で、じっくりと味わう価値がある。
温泉どころ群馬の中でも、自慢できる名湯だと思う。
公共施設の源泉に温泉卵を仕込んで、公衆浴場王湯に入った。
上がってみると先週来酷使してきた体の疲れがすっきりと消えて
いた。
ただし卵は少し長湯しすぎて普通のゆで卵になっていた。。。

やんばダムを考える会
http://www.yamba-net.org/


今日はこれから馬会議。台風の雨が気になる。


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Posted by waka at 16:09│Comments(0)
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